26歳で子宮筋腫が見つかった

超安定生理！のはずが…

「生理不順」って言葉をよく耳にしますが、全くもって馴染みがありませんでした。

これがよくある普通の生理だ、と初潮の時から思っていました。
周りの人の話を聞くと、周期が安定しなくて何カ月も来てなかったり、
逆にものすごく短いスパンで生理が来てしまったり…とか。
そういうことが全くなかった。

ねはら

生理来ると辛いけど、大変な人よりはずっと平和で恵まれてるな～
って思ってました。

不正出血はそのままにするな

不正出血がありました。

自分の生理は普通だと思っていたからこそ、めちゃくちゃ驚きました。
「生理不順じゃないのになんで？！」と戸惑いましたね。

大したことないかも…と思いつつ、
でも気になって婦人科にかかることにしました。

疑問に思ったら婦人科に駆け込むべし

初回の診察は内診と超音波でした。
まず内診が初めてだったので緊張。

クスコが冷たかったのと、思っていたより強く触られるので身構えてしまいました。

最初の内診が終わった時点で先生が
「明日、仕事を休んででもMRIを撮りに行ってください」と一言。
小さいクリニックなのでMRI設備がなく、MRI専門機関を紹介されました。

超音波を終えて
「子宮筋腫があります。おそらく、10cm前後のものです。」と確定した一言。

ねはら

え、子宮筋腫？　…って何？

翌日MRIを撮りに行き、結果データを直接クリニックに送ってもらい再度通院。
「やはり子宮筋腫ですね。」
「9cm×9cm×9cm。大きめの野球ボール大の筋腫が子宮の上にくっついています。」

思っていた倍以上の大きさでした。
腹を見てみても、ぽっこり出ているわけでもなく、見た目では全く分かりません。

つまり、それが不正出血の理由ということ？

「普通の生理」を疑え

「大きさ的に他の症状があってもおかしくない」と言われ、
先生に指摘されたのは「生理の経血量」でした。

経血量…！これまで全然気にしたことがなかった単語でした。

女友達同士で生理の話をするとき、
話題になるのは生理周期やPMS、生理痛がほとんど。
経血量なんて比べようもないし、血が苦手な人は話をすることも憚られる。
だからこそ、自分が普通と思い込んでしまっていました。

実は「普通の日　昼用」のナプキンを使ったことがありませんでした。
テレビで生理用品のCMとかやってますけど、
普通の日を使える人っているのか？とすら思っていました。
生理初日～３日目に「かなり多い日　昼用」を着けても一時間もちません。
会議やらなにやらで長時間トイレに行けない日は、
ナプキンが経血を吸収しきれずに漏れます。

そしてそれが普通だと信じ込んでしまっていました。
世の中の女性はみんな大変だなぁとかものすごく能天気なことを思いながら。

ぜんぜん普通じゃありませんでした。

子宮筋腫の治療方法

仮に筋腫があるのが閉経前の女性であれば、薬治療がメインで、
手術せずに自然と筋腫が小さくなるのを待つことが多いそうです。

女性ホルモンの影響を受けて大きくなるようなので、
ホルモンの影響が小さくなれば自然と筋腫も小さくなるみたいですね。

ただ、閉経までまだ時間がある10代～30代の場合は、
今後の生活を考えて手術をした方がよいとのこと。

今回、私は子宮の上にどっかりと筋腫が乗っている状態なので、
子宮全摘はしなくても大丈夫なようです。ただ手術は確定。

ねはら

なんてこった…

思ってもいない闘病生活に入ることになります。

健康だし！と思ってても子宮頸がん検診は受けるべき

子宮筋腫が見つかった人は、ほとんどが子宮がん検診で指摘されているようです。

恥ずかしながら、私は子宮がん検診を受けたことがありませんでした。
症状が出たら行けばいいと思っていたから。

でもそれじゃダメなんです。

今回、不正出血がきっかけで子宮筋腫が発覚したわけですが、
経血量では自覚できなかったわけですから、
もし出血がなければこのままどんどん筋腫が大きくなり、
子供を産む前に子宮全摘する羽目になっていた可能性も十分あります。

それがすごく怖かったです。

見つかって良かったけど、もっと早くがん検診を受けていたら、
そもそも手術をしなくてもよかったかもしれません。

この記事を読んだ方で検診に行ってない！って人がいたら、
どうか子宮がん検診に行ってください。

自治体によっては割引や無料券が配布されているところもあると思います。
他人事と思わず、どうか調べてみてください。