予約10分前、クリニックの前で震えながら突っ立ってた。
チチガの時も緊張してやばかったけど、チチガ治療の恐怖感を知ってしまったので前日ほぼ眠れず(うける)
恐怖で半分ハイになりかけながら5分前入店。
受付でビクビクしてたら先生が迎えに来てくれた。
クリニックの人みんな優しそうな顔で後光が差して見えた。どんだけ心荒んでんだ。
今回はミラドライの2パス照射(2回照射するやつ)なので、施術予定は2時間。
施術後にワキがパンパンに腫れあがることは事前情報として知っていたので、土曜のPMに依頼。
遠方から車で来たので念のため近くにホテル取りました。
オンラインカウンセリングの時に日帰りで大丈夫~って言われたけど、念のため。
何かあったら怖いし、久々の東京だからのんびりしたかったってのもある。
そしていよいよ。
施術用の服に着替えて、治療開始。
事前指示の通り毛は剃ったし、
緊張のストレスからじんわり汗かいてそうな気もするけど、もうここまで来たらまな板の上の鯉。
ちなみに開始前、先生に言われてちょっと嬉しかったのはこのセリフ。
「当院ではニオイの検査はしません。」 「ニオイの感じ方は人それぞれだし、ご自身でニオイが分かってるのにそれを他人に嗅がれるのって嫌ですよね」
分かる~~~~!!!!
「ご自身的にはニオイがすると思って治療に来たけど、【検査でニオイしないので治療しません~】なんて言われても納得できないでしょ。少なくとも僕は納得できない。ワキガの人でも常にニオイがする人ばっかじゃないし」
わわわわ分かる~~~~~~~~~~!!!!!!
そうなんだよね、チチガの時気になった「事前のニオイ検査」…。
検査されるのが嫌(というか恥ずかしいしみじめだな)ってモヤモヤして、
検査しないところを優先して選んでた。
でも検査ってさ、ありがたいなって感じる人もいるだろうから頭ごなしに否定しちゃダメだけど
…結構きつくない?(同意を求めるな)
だってあんたクサいわよって改めて言われるようなもんでしょ。
クサいのなんか分かっとるわい!だから来たんじゃい!って思っちゃう。
においの強度が分かる検査をやってるところもあるけど、あれもさ…。
少なくとも治療を考えてる人って、自分のニオイが好きって人少ないじゃん?
自分のニオイが好きじゃないって分かってるのに「ニオイきつめですね」とか言われるの…鬼じゃない?!?!
面と向かって言われるとメンタルに刺さる。
過去振り返って「あの時もあの時も私のニオイはきつめだったんだな…」とか考えて空仰いじゃう。
ニオイ検査、個人差あるだろうけど私はあんまり嬉しくないタイプ。
それを踏まえると、この先生、できる…ッッ!!(ジョジョ立ち)
嬉しいことを言ってくれてありがとう。ワキガって思ってるよりずっとデリケートで辛いよね。
そして
マーキングして照射する場所を確認してもらい、いざ麻酔。
あ~~~絶対痛いと思うわ、刺すのに痛んで注入するのにも痛むのWパンチでしょ知ってる………
エッ??!!
痛くねえ!!!!!
ア~注入されてるのはなんとなくわかる!!!!
この先生、できる…ッッ!!(ジョジョ立ち)²
照射開始。
怖いしズレるのが嫌なので照射中は真上をずっと向いてました。
もちろん施術はずっと先生が対応してくれました。
チチガの時につらかった話をすると
「チチガもここで治療したらよかったのにねえ」と優しく声をかけてくれました。
確かにそれはそうなんだけど、
でも情報量が多すぎて何を信じればいいか分かんなかったんだわ・・・当時・・・
よくよく考えてみるとさ、
ネットの情報量としてはチチガの情報量はすっごい少ないよね。
いや検索すれば山ほど出てくるんだけど、
だいたいはワキガに付属してちっちぇー文字でチチガもOK~みたいに書いてある。
つまり私の敗因はこの2点(負かすな)
①あまり情報を持っていない状態
②情報数が少なくて漁るのが大変なチチガから治療しようとしてしまった
確かに、ワキガ治療をした後の状態で「よしじゃあチチガもやるか」となったとしたら
ワキガと同じ治療を受けたいなと思う。
たくさん情報があって比較もしやすいワキガから先に治療すべきだった。
そんなこんなで照射中、
照射部分の熱さが辛くなったら適宜報告して麻酔を追加してもらってた。
たまに麻酔が痛むこともあったけど、
チチガの時のなんかもう常に500%痛い状態に比べたらもう欠伸とかできちゃうくらいの痛み。
先生が極力痛まないように反応を見てくれてるのが分かって感動。
※私は割と痛みに強い方だと自覚してるけど、もし痛みに弱い方が挑戦する場合、
予め先生にきっちり伝えておいた方がいいです。痛みは人それぞれなので。
2パス照射なので照射の時間は結構長かったです。
全部終わった後の謎の達成感、プライスレス。
「この後だんだん腫れ上がってくるので、よくアイシングしてください」と保冷剤いただきました。
チチガの時は火傷のキズがたくさんできたんですが、
それとはまた違う形で副反応的なものが来る、ということは理解してました。
先生ご自身の比較画像でも結構ワキ腫れてたし。
でもとりあえず頑張ったし映画でも見よ~~~!!!
…とアホみたいに施術後すぐ映画を見に行きました。
当時の自分を殴りたい。映画に夢中でアイシングを怠ったおかげで後で地獄を見るぞお前。
冷やしやすいノースリーブで来ていたので、
カーディガンの下に保冷剤を仕込ませて冷やしながら映画を見たものの
ワキの腫れのせいで腕が閉じられず、映画館内に保冷剤を一つ落として紛失してしまう事態に。
ばかちんめ。
ワキですが、想像の5倍くらい腫れ上がります。
両腕だけガンダムになりました。これが・・・ザクか・・・。
これからもしミラドライに挑戦してみようかな、という方がこれを見ていたら、
お節介かもしれませんが、ワキに挟めるサイズの保冷剤をご自分でも持っていかれた方がいいかなと思います。荷物に余裕があるなら替えも併せて複数個。
まずワキが閉じないくらい腫れるので。
私は保冷剤をもっていかなかったので、
ホテルでペットボトルを凍らせて挟んだりしていました。
(※直接だと低温火傷になるので薄いハンカチ巻いて)
麻酔が効いていて自分では分からないけど、手で触れてみるとめちゃくちゃ熱かった!
あまりにも熱い&麻酔が切れて痛いので夜も全然寝れなかった…
一応痛み止めは処方してくれますが、たくさんあるわけではないので・・・
施術後は映画なんか見ずに家や宿に帰り、アイシングしながら休養しましょう。
腕の内部は大やけど状態ですから。
食欲あるうちにご飯食べて水分とって、無理せずにいることが一番です。
腕の腫れはしばらく続くし、触って熱っぽいな~と感じる間は出来る限りアイシングしました。
服の着脱が意外と大変で旦那に手伝ってもらったので、
そのあたりも生活ペースを考えて決めておいたほうがいいかもしれません。
仕事はコロナでテレワーク中だったので、在宅でいられたのは大きいです。
腕を上下する動作をたくさんするお仕事だと支障があるかもしれませんが、
程度にもよると思うのでそのあたりも先生とご相談するのがいいかなと思います。
まとめ
私は自分に対して高額投資する、という耐性がないので
今回の治療費30万↑だけでも支払いにビクビクしてしまってたんですが、
それよりもワキガといい加減決別したいという気持ちが勝りました。
治療中の痛み:そこそこ 麻酔で我慢できる 治療後の痛み:麻酔が切れると痛い 対策(アイシング&痛み止め)があるとめちゃ心強い
ワキガをどうにかできるなら…と、そのあとの仕事を極力セーブする形でスケジュールを組んでいたので、一か月後にはほとんど腫れも元通りになり、見た目も普通に戻れました。
そして1か月後、ワキ毛が抜け始めた。ひっぱるとする~っと抜ける、脱毛のあの感じです。
光脱毛を挫折し、自分で毛のケアをしていたので喜びひとしおでした。
次回、半年経過報告にワキの画像(2022/10時点)載せる予定です!
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